ネリマ・ロック・サービス/練馬区春日町 の日記
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★カギ穴に詰め物…(杉並区上井草にて)
2010.11.24
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夕方の6時に、女性より電話が入った
建物管理会社の、夜間緊急センターに電話して、私を紹介された様です
カギ穴に、小枝を詰められ、キーが差し込めなくて、扉が開かない…との事
(ん?…小枝?…)
その、断定した言葉に、どう言う状況なのか?推測する事が出来た…
第三者の悪戯なら、詰められた物は、分からない筈です
思った通り、現地のマンションに到着すると、依頼主は、子連れでした
今回のトラブルも、お子さん絡みの、良くあるお話しなのです
その、小学一年生の息子さんは、ぶ然とした表情で…
それもその筈、本人にすれば、イタズラした意識は、毛頭ないのです
お母さんの帰りが遅いので、カギ穴に何か差し込めば、開くのではないか?
そんな好奇心・研究心が生んだ、試みの実験だった…
なのに、お母さんは怒る!…分かってくれない…
『全く、何んてバカな事をしてくれたの!』
でも、それは大人の常識であって、子供に、失敗の予測は望めないのです
経験の浅い、子供の知識は、知らない事だらけなのに…
大人は、子供が何を知らないのか?…良く、分かって居ない…
だから「エッ?」って驚かされる事に成る
「あ~教えて無かった…」
子育てって、本当に難しいですね
この、カギ穴に詰め物をするのは、断然、男の子に多い
その度に、私は、お子さんをフォローする事にして居る
おバカさん?の汚名だけは、晴らして置きたい
『凄いな!…カギを開け様としたのか?…その発想が素晴らしい!…良く、その事に気付いたね~』
『おじさんなんか、気付いたのは、最近だよ!…だから、カギ屋さんに成れた…(笑)』
『色んな事に挑戦するのは、悪い事では無いからね!』
『でも、今回は失敗しちゃったんだから、素直にゴメンナサイだな~』
ぶ然として居た男の子は…
ツッパリの緊張がほぐれたのか?…ベソを掻き出した
『ゴメン・ナ・サイ…』
さて、作業を始める前に、作業内容の説明と、金額の提示をするのですが…
そんな、大人のやり取りを目の前にして、彼は、更に声を上げて泣き出す
自分の犯した失敗が、高額な損害金と成って、現実を突き付けられる
人の迷惑と恩恵はタダでは無い!…事の重大さを、初めて知るのです
だから私は、敢えて子供の前でも、遠慮せずに話す
お母さんは、ビックリして後ろを振り返る!
『もういいから!…泣かなくていいの!』
もう、悪さしない!…この、自発的な反省は、心の痛みを味わって、初めて身に付く…
高い授業料だったけれど…
彼は一生涯の宝物?…強烈な教訓として、胸に刻み込んだに、違いない!
未来の科学者が犯した失敗のエピソード?
頑張れ!…と、心にエールの余韻を残して、現場を後にしました
(記事:宮崎)
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